神の恵みは、私たちが罪を犯す許可を与える許可証でしょうか？聖書的な観点からも、明らかに答え
はノーです。むしろ、ローマ6:14によると、神の恵みは罪を乗り越える力であることがわかります。

しかし、もしかするとあなたは、不倫関係にある誰かが、それについて指摘された時に、淡々と「でも私は恵みの下にあるから、あなたに私を責めることはできない」と答えるのを聞いたことがあるかもしれません。または、罪のあるライフスタイルを改めるつもりもなく、ある人が「神の恵みが私をかばってくれるから」というのを聞いたことがあるかもしれません。

神のあらゆる真理に関して、中には神の素晴らしい恵みを誤解し、乱用する少数派がいます。しかし、神の恵みから遠ざかることなく、その問題に対処するにはどうしたら良いでしょうか？まるで罪を犯すための許可証のように、恵みを乱用する人々に、私たちはどう語りかけるべきでしょうか？そもそも、これらの人々は、本当に恵みの下に生きているのでしょうか？

もし、罪の中に生きながら、自分は恵みの下に生きていると主張する人がいたら、その人は恵みの下に生きてはいないと、私がはっきりお伝えします。神のみことばが、「というのは、罪はあなたがたを支配することがないからです。なぜなら、あなたがたは律法の下にはなく、恵みの下にあるからです（ローマ6:14 新改訳）」と明確に語っているのに、それでもなお、なぜこの人は恵みの下にいると言えるでしょうか？神のみことばの権威に基づいて考えれば、恵みの下にいる人は、罪のある人生に支配されることも、それを続けたいという願望もないはずなのです！

ローマ6:14によると、恵みは私たちを罪の支配から解放することがわかります。恵みの啓示が、勝手気ままなライフスタイルを生み出すことなど決してありません。むしろ、様々な罪あるライフスタイルから、人々を解放してくれるのです。私たちのミニストリーにも、これを証明する感謝のレポートが、繰り返して寄せられています。依存症が、超自然的かつ永久的に打ち砕かれ、神の栄光のために結婚生活が修復された、リアルで個人的なストーリーが実際に届いているのです。関連するいくつかのストーリーをこちらから読むことができます。

友である皆さん、もしかするとあなたは、これまでに恵みの福音の間違った解釈に遭遇し、それが原因で、神の恵みについて聞いたり、受け取ったりすることに疑問を感じているかもしれません。しかし、それによって、神のみことばの中に明確に存在する真の福音の宝と、罪と偽りのサイクルから解放する力を奪い取られてしまわないでください。

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